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ケガしたかな?と思ったら

走っていて体のどこかが痛みを感じてきた場合、大抵は大事を取るのが正解です。落ち着いてどんな症状なのかを確かめましょう。ここでは、2ページに分けてそれぞれのケースでの対応を紹介します。

筋肉痛

走り始めのときは、走るたびに筋肉痛になったりするかもしれません。しかし、今まであまり運動をしてこなかったのであればそれは自然であり当然のことです。

そして炎症などではなくただの筋肉痛であるのなら、運動前のストレッチさえ入念に行えば走っても問題ありません。むしろ筋肉を温めることで痛みがひいていくので、筋肉痛になったときは走ったほうがいい、という考え方すらあります。
 ただし、炎症が起きたときは逆に温めるのではなくアイシングで患部を冷やしましょう。

ヒザ・関節の痛み

ヒザや関節に痛みを感じたら、走ることはできません。なので普段からウォームアップで入念にストレッチを行うなどして予防に務めましょう。
 炎症を起こしたのであれば、アイシングをしましょう。

こういった症状になる原因のひとつに、走行中足が地面に着地するときの衝撃で関節が負荷を受けすぎた、というものがあります。クッション性の高いシューズを選ぶことや、まずウォーキングなどで減量してかかる負荷を軽くしてからジョギングを始めるというのも無難です。
  また、走る距離を急に伸ばしすぎたせいでケガに繋がってしまうということも少なくありません。

ジョギングは無理せず、安全に楽しんでやりましょう。

ヒザが痛くなったら

ヒザは痛めやすい

走るという動作は、片脚だけで地面に着地する動きを繰り返す動作です。なので、自分の体重の何倍もの衝撃が足や関節にかかります。
  初心者の方がその衝撃に体が慣れていないまま、その衝撃に耐えうる筋力のないままいきなり走り始めてしまうと、ヒザを痛めやすくなってしまいます。

ヒザ痛を防ぐために

では、ヒザが痛くなるのを防ぐにはどうすればよいのでしょうか。 まず、ジョギングを始める前にウォーキングから入り、何日か続けて慣れるようにすることをおすすめします。ランニングも最初のうちはゆるめのペースで短時間に抑えましょう。つまり、最初のうちはあまり無理をしない、ということですね。
 そしてトレーニングの前後にしっかりとウォーミングアップやクールダウンを行うことがケガ防止には当然不可欠です。

また、下半身の筋力強化もしておくとよりケガに強い下半身を作り上げることができます。特にスクワットなどは自宅でも簡単に気軽にバランスよく下半身全体を鍛えることができるので、代表的です。

何より大事なのは、無理をしないことです。ちょっとでも異変を感じたら大事をとって休むようにしましょう。  続きます。