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基本的なジョギングの作法

ただ走るだけとはいえ、走り方から事前・事後のケアまで、気にするべきことは意外にいろいろとあります。ここでは、まず基本的な走り方などを紹介します。

ジョギングのやり方

まずは、実際にジョギングの正しい始め方を紹介します。

まず、いきなり走りださないで、最初はウォーキングから入り、徐々にスピードを上げて走りだしましょう。急に走り出すと、ケガをする危険性が高まります。そしていったん走り出したら、できるだけ一定のスピードをずっと保って走り続けるようにしてください。

苦しくなったら無理をせず途中で歩いても構いませんが、一定のスピードを保ち続けることが大切です。走り終わるときもいきなり止まらず、徐々にスピードを落としてウォーキングに入るようにしましょう。

また走り終わった後はストレッチなどクールダウンを入念にしましょう。突然運動を止めると、血流が滞ってめまいや吐き気などを感じる場合もあります。

どれだけ走るかの決め方

走る目標の設定方法には基本的なものでは3通りあり、LSDと呼ばれるものはとにかくゆっくりだけれどすーっと可能な限り長時間走り続けるという方法です。LSDを行うことで、持久力や疲れへの抵抗力などを鍛えることができます。

ほかには走る距離を予め決めて一定のペースで走ろうとする距離走、予め決めた一定のペースで走り続けるペース走があります。初心者の方はまずはLSDでスタミナをつけることをおすすめします。まずは走ることに慣れ親しみ、それを自分の習慣にするところから始まります。

ジョギングの基本フォーム

ジョギングを行う場合の基本的な姿勢・走り方をここで紹介します。 概ね抑えておくべきポイントを列挙してみました。

  • 基本姿勢は背筋をしっかり伸ばして胸を張ります。
  • 上体はしっかりと背筋を伸ばし、かつできる限りリラックスさせます。
  • 顔と目線はまっすぐ進行方向に向けます。
  • 手は軽く握りこぶしを作るぐらいにします。
  • ワキを軽くしめて、腕を90度に曲げて振ります。腕は全体を振るというより、ヒジを中心に腕を前後に動かしながら走ります。ヒジを後ろに引くことを意識するのがコツです。
  • ヒザは前方に出すようにします。上に引き上げる必要はありません。
  • 5から10メートル先の地面を見るくらいが正しい姿勢です。
  • 着地するときは、まずかかとの部分で着地し、その後親指で地面を押す感じで走ります。

色々書いてしまいましたが、一度に全部意識するのは無理な相談というもの。意識し過ぎると逆に不自然になって体の動きががバラバラになってしまうので、自然な状態から少しずつ意識して変えていくような形で、だんだんとよりよい姿勢を目指していきましょう。

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